新緑

早朝は青空が見えたが、次第に雲が多くなった。午後になるとすっかり雲に覆われて夕方には蒸し暑くなった。
午前10時頃、小幡緑地を訪れ、昨日と同様児童園からせせらぎ広場を通って緑ケ池まで散策した。せせらぎ広場ではキビタキの囀りが聞かれたが、残念ながら姿は見えなかった。しかし新緑は素晴らしく、様々な木々が美しさを競っていた。この広場にはコナラやアベマキばかりではなく、山地に行かないと見られないイヌシデ、アキニレ、カツラ、モンゴリナラ、ポプラ、ラクウショウ、ヤナギなどが植栽されている。

また入口付近のケヤキ林、児童園ではユリノキアカメガシワクロミノニシゴリなども目を楽しませてくれた。

ケヤキ
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ユリノキ
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アカメガシワ
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クロミノニシゴリ
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イヌシデ
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アキニレ
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カツラ
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モンゴリナラ
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ポプラ
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ラクウショウ
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ヤナギ
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ビンズイ

ここ数日はっきりしない天気が続いていたが、ようやく朝から気持ちよく晴れた。少し風があったが、気温も平年より高く心地よい日和になった。
午前10時頃、小幡緑地を訪れた。せせらぎ広場はコナラを中心とした小さな雑木林であるが、下草が刈ってあるので歩きやすい。
新緑が風に揺れる中を歩いていると、草むらから飛び出した鳥が手前のコナラの小枝に止まった。撮影して確認するとビンズイであった。この鳥は冬も見ることがあるが、主には夏鳥である。当地には旅の途中に立ち寄ったようだ。他にもヒヨドリを撮影した。
緑ケ池で休んでいると、池の上空にミサゴが現れた。急降下して池の水面に飛び込む姿も数回見られたが、魚を捕らえたかどうかは確認できなかった。池の南西に生えているナンキンハゼにはカワラヒワが飛来してキリコロコロコロッと澄み切った声で囀っていた。

雑木林の下草
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ビンズイ(A)
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ビンズイ(B)
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ヒヨドリ
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ミサゴ(A)
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ミサゴ(B)
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カワラヒワ
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新緑

昨晩は夜半過ぎから、雷を伴い激しく雨が降っていた。朝には止み、午前9時頃には陽射しも出てきた。その後は概ね晴れたが、今度は大陸より黄砂が襲来し、すっきりしない空模様になった。
午後2時頃、小幡緑地を訪れた。緑ケ池は冬鳥が居なくなり、カイツブリが1羽泳いでいるのみであった。池の周りでは、サツキとネモフィラが満開である。雑木林ではヤマフジタツナミソウが咲き始めていた。夏鳥の囀りも聞こえていたが、深まりゆく新緑に阻まれて姿を見ることは出来なかった。

緑ケ池とサツキ
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サツキとネモフィラ
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サツキ
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ヤマフジ
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タツナミソウ
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春霞

終日よく晴れたが、春霞が立ち、遠くの山々はほとんど見えなかった。予報通り気温は上昇し、夏日となった。
午前11時頃、矢田川下流のふれあい橋を訪れた。河原ではキジが盛んに鳴いていた。珍しくメスが目前に現れたが、残念ながら写真は撮れなかった。灌木の樹上でホオジロが鳴いていた。河原で一番よく見かけたのはムクドリである。また、カメラを向けると飛び去ったが、ツグミもよく見かけた。
花はマツバウンランが目に止まった。ここには珍しいクルミの木が見られる。どうやら種が川の流れで運ばれて来たものらしい。

春霞
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ホオジロ(A)
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ホオジロ(B)
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ムクドリ

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マツバウンラン
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クルミ
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雨池、小幡緑地東園、二ツ池

午前中はレース状の薄い雲があったが、よく晴れた。午後になると霞がかかり、次第に曇った。予報では夏日ということであったが、気温はそこまでも上がらなかった。
午前11時30分頃、雨池を訪れた。冬鳥は少なくなっていたが、カイツブリの声が聞こえた。他に、コガモが2羽とカルガモが見られた。雨池に沿って流れる隅除川ではセグロセキレイが水辺を歩いていた。
午後1時頃に、小幡緑地東園に移動した。近くを高速道路が通っているが、そこを取り囲むように雑木林がある。林内にある展望台に登って、あたりを見渡したが、コナラなどの若葉も大きく広がったためか、展望はあまり良くなかった。僅かに北に高速道路、南に東山タワーが見えた。
帰途に、二ツ池に立ち寄った。北側の池は水が完全に抜いてあった。南側の池は立ち入り禁止の標示がなくなり、遊歩道が整備されていた。池の水鳥は少なかったが、カイツブリマガモコガモなどが見られた。特筆すべきは、遊歩道の岸にカワウの幼鳥が佇んでいたことである。まだ飛翔力が弱いのか、じっとして動こうとはしなかった。

雨池
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コガモ(オス)
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コガモ(メス)
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セグロセキレイ
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展望台
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高速道路
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東山タワー
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メタセコイア小幡緑地東園)
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二ツ池(北側)
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カイツブリ(二ツ池)
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コガモ(二ツ池)
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カワウ(A)
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カワウ(B)
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若葉の季節

早朝は雲が多かったが、次第に晴れた。日中は気温が上昇し、初夏のような暖かさになった。
午前11時頃、小幡緑地中央園を訪れた。残念ながら姿を見ることはなかったが、ウグイスとコジュケイの囀りに迎えられた。ウグイスはホーホケキョ、ケキョケキョ···と1分以上も鳴き声を途切らせることなく囀っている。コナラは産毛の生えた新芽が開き、若葉になって風に揺れていた。クスノキの若葉も少し赤味を帯びて日の光に輝いている。

野鳥観察の森に入ると、カラスが目の前を通り過ぎた。コナラ林の樹上を見るとカラスの巣がある。木々の隙間から何かが動いているのが見えたが、親だけなのか、それとも雛もいるのかは定かではなかった。
歩道の脇には幾つかのタラの芽が丁度食べ頃になっていた。2〜3日後にはなくなっているかもしれない。貴重な春の野草である。足下ではヤマツツジやヤマブキ、スミレがひっそりと花を咲かせていた。

コロナ
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クスノキ
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カラスの巣
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コナラ林
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タラの芽(A)

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タラの芽(B)
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ヤマツツジ

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ヤマブキ
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スミレ
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クロコノマチョウとシロハラ

朝は気温が低かったが、日中は穏やかに晴れた。今日は何時もより早く11時頃に小幡緑地を訪れ、エナガの巣立ちを求めて、緑ケ池周辺の雑木林を散策した。
歩き始めの児童園ではクロコノマチョウとシジュウカラを見かけた。羽を閉じたクロコノマチョウは枯葉に溶け込んで見事な保護色である。花の弘法大師駐車場南の雑木林ではシロハラに出会った。北帰行は未だのようである。
園内ではカマズミやヤマザクラがあちこちで満開であった。ヤマザクラソメイヨシノと比べると華やかさはないが、花と葉が同時に生長するのでより自然でその佇まいに気品を感じる。慰霊碑の周辺ではボケやドウダンツツジ、ミツバアケビの群生が見られた。緑ケ池南の歩道沿いのリョウブの新芽も美しい。

お目当てのエナガには会えなかったが、気持ちのよい散策であった。 

クロコノマチョウ
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シジュウカラ
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シロハラ(A)
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シロハラ(B)
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ガマズミ(A)
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ガマズミ(B)
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ヤマザクラ(A)
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ヤマザクラ(B)
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ドウダンツツジ
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ボケ
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ミツバアケビ
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リョウブ
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