早朝は雲が多かったが、次第に晴れた。日中は気温が上昇し、初夏のような暖かさになった。
午前11時頃、小幡緑地中央園を訪れた。残念ながら姿を見ることはなかったが、ウグイスとコジュケイの囀りに迎えられた。ウグイスはホーホケキョ、ケキョケキョ···と1分以上も鳴き声を途切らせることなく囀っている。コナラは産毛の生えた新芽が開き、若葉になって風に揺れていた。クスノキの若葉も少し赤味を帯びて日の光に輝いている。
野鳥観察の森に入ると、カラスが目の前を通り過ぎた。コナラ林の樹上を見るとカラスの巣がある。木々の隙間から何かが動いているのが見えたが、親だけなのか、それとも雛もいるのかは定かではなかった。
歩道の脇には幾つかのタラの芽が丁度食べ頃になっていた。2〜3日後にはなくなっているかもしれない。貴重な春の野草である。足下ではヤマツツジやヤマブキ、スミレがひっそりと花を咲かせていた。
コロナ
カラスの巣
コナラ林
タラの芽(A)
タラの芽(B)
ヤマブキ
スミレ