朝は冷え込んだが、日中は晴れ上がり、気温は上昇した。この暖かさのためか、早くも庭のシナミザクラの花が開花した。
午前10時頃、小幡緑地中央園を訪れると、早速コジュケイの鳴き声が耳に入った。あちこち見廻したが残念ながら姿は見えない。聞きなしはチョトコイと言われているが、確かにそのようにも聞こえてくる。入口付近に生えているセンダンを見ると、10日ほど前には鈴なりだった薄黄色の実がすっかりなくなっていた。鳥たちに冬の間貴重な食餌を提供したようだ。
辺りの雑木林は冬芽が膨らんで芽出しが始まったのか、少し霞んで見えた。野鳥観察の森などで見られた鳥はルリビタキのメス、シジュウカラ、メジロ、ジョウビタキのメスである。
帰途には、緑ケ池北側の遊歩道でウグイスの囀りを聞いた。あのお馴染みの鳴き声を聞くには今暫く待たねばならないようで、練習に余念がないようであった。
シナミザクラ
センダン
冬木立