ヤママユ

 今日から彼岸に入ったが、真夏並みの暑さが続いている。予報では数日後には太平洋高気圧にかわって大陸性高気圧が張り出して気温も下がるというが、果たしてどうなるだろうか。
 午前9時30分頃、小幡緑地を訪れた。芝生広場からキャンプ場、北側遊歩道、緑ケ池などを通って竜巻池まで散策する。
 途中の雑木林でヤマガラを見かけたが、薄暗くカメラでは捉えることが出来なかった。撮影したのは、いつものキジバトカイツブリである。また、ススキとコスモスが秋の到来を告げていた。
 最後に、入り口近くの白沢川周辺の小さな藪に立ち寄った。そこで毎回観察しているヤママユの蛹を見ると空っぽで穴が空いている。成虫はと探すと1mほど近くの竹藪に止まっていた。翅はまだ無傷で、羽化したばかりのようである。この蛾は6月11日に終齢幼虫を観察した。その10日後に蛹になり、それから80日ほど経って羽化したことになる。最初はまだすぐには飛べないようで、アスファルトの上を這い回っていたが、そのうちにゆっくりと翅を大きく羽ばたかせながら雑木林の中に消えて行った。

今日の空
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キジバト
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カイツブリ
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ススキ
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コスモス
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ヤママユ(A)

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ヤママユ(B)
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ヤママユ(C)
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ヤママユ(D)
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ヤママユの蛹
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