午後、矢田川と庄内川双方に架かるふれあい橋を訪れた。そこは展望がよく、晴れると伊吹山や御嶽山、恵那山などがくっきりと見える場所である。ところが、今日は快晴ではあったが、全体に靄がかかったように視界が悪く、周りの山はほとんど見えなかった。これにはいろいろな原因が考えられるが、今日の場合は風が弱かったからではないだろうか。風による塵の飛散が少ないので、空中に残る塵に光が散乱して視界が妨げられるという。
矢田川の遊歩道を通過中、ジョウビタキやモズ、スズメ、ムクドリを見た。撮影できたのは50羽ほどのムクドリが川に舞い降り水浴びをしている場面である。彼らは水浴びが終わった後、近くの電線に横並びに止まっていた。
川縁ではエノキの紅葉が進み、ピラカンサもその赤い実をたわわに実らせていた。
