初冬の河川敷

朝方の冷え込みが厳しいので、段々寝床から出るのが億劫になってきた。しかし日中は気温が上昇し、思いのほか過ごしやすかった。庄内川の対岸にある王子製紙工場から出る煙が上に伸びていたので風は穏やかだったようだ。
午前10時頃、庄内大橋の下に広がる河川敷を散策した。遊歩道以外は枯れたススキやセイタカアワダチソウなどが密集して足を踏み入れる隙間もない。その中から時々ウグイスやツグミ類の声がするが姿は見えなかった。そうこうしていると、足元の枯葉にキタテハが止まった。翅を広げ、弱まった太陽の光をしっかり受け止めようとするかのようだった。
最後に河川敷を後に歩き始めると、眼の前の灌木にモズが止まって鳴き始めた。

 

製紙工場の煙
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枯野(A)
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枯野(B)
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キタテハ
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モズ
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