朝は曇っていたが、日が昇るに従って雲が切れ、日中はよく晴れた。この時期にしては珍しく大陸の高気圧が張り出したことで北西の風が吹き気温が下がった。
午前11時頃、堤防を矢田川から庄内川を通って庄内緑地を訪れた。そこでキビタキの囀りを聞いたが、残念ながら撮影はできなかった。
しかし帰途に庄内川の灌漑用の堰でササゴイを見ることができた。初めは1羽だったが、その後、5羽まで確認できた。
中央のコンクリートの上が採餌には一番有利のようで、絶えず1羽のササゴイが占領している。魚道を眺めるのに好都合のようだ。他のササゴイが飛来すると、争いが起きてどちらか一方が追い払われていた。競争に敗れた方は近くの浅瀬に逃げたり、堰から去り上流に飛んで行くものもいる。浅瀬に逃げたササゴイはそこでじっと水面を眺めていた。
堰では他にアオサギ、シラサギ、カワウ、ムクドリなどが見られた。又、岸ではイタチハギが目を引いた。
庄内川の堰
ササゴイ(A)
ササゴイ(B)
ササゴイ(C)
ササゴイ(D)
シラサギ
イタチハギ