ここ数日ぐずついた日が続いたが、今日は久しぶりによく晴れた。気温も心地よく、清々しい一日になった。
午前10時頃、小幡緑地の中央園を訪れた。雑木林からは盛んにウグイスやコジュケイの声が聞こえてきたが、繁った若葉に隠れて姿は見えなかった。
自然歩道を散策している途中で様々な植物に目を止めた。サルトリイバラ、イタドリ、タカノツメ、タラの木などの若葉は美しい。またタツナミソウも可憐な白い花を咲かせていた。
サルトリイバラの若葉は柔らかいので、故郷の宮崎では団子を包んで食べていた。柏の葉がなかったのでその代用であったようだ。若いイタドリはサトガラと言って子供の頃のおやつであった。今より数は少なく貴重品であった。タカノツメは秋の黄葉が美しいが、春の若葉もまた初々しい。タラの芽は、もはや食用にはできないほどに生長していた。
雑木林の中
サルトリイバラ(A)
サルトリイバラ(B)
イタドリ
タカノツメ(A)
タカノツメ(B)
タラの木
タツナミソウ