朝方の冷え込みは厳しかったが、昼間は気温が上昇した。青空にはかなりの雲があり、近隣の山々の稜線は見えなかった。
午前11時頃、庄内川にトラフズクの観察に訪れた。夜行性なので、昼間は目を閉じて灌木に止まっていることか多い。ところが、今日は珍しく二度ほど木と木の間を飛び移り、またときどきは目を開けてじっとしていた。
帰途には道風記念館に立ち寄った。前庭の芝生にはツグミが歩き回っている。どうやら土中の昆虫やミミズなどを採餌しているらしい。この鳥は春になり様々な場所で見かけるようになった。そして近くには春を告げるオオイヌノフグリが一叢咲いており、また道風がヤナギに飛びつくカエルに励まされ書に精進したという故事に因んで植えられたらしいシダレヤナギも風に揺れていた。
トラフズク(A)
トラフズク(B)
トラフズク()
シダレヤナギ